秋穂二島での林野火災について
林野火災の概要
令和6年9月18日(水曜日)16時10分ごろ、山口市秋穂二島仁光寺において発生した林野火災については、令和6年9月22日(日曜日)14時30分に鎮火いたしました。
(1)経過
9月18日(水曜日) 16時27分 覚知(携帯119)
16時39分 現場到着・消火活動開始
19時30分 現場指揮本部設置
9月19日(木曜日) 引き続き消火活動を実施
9月20日(金曜日) 17時35分 避難指示発令(21日(土曜日)8時30分解除)
9月21日(土曜日) 18時20分 火勢鎮圧
9月22日(日曜日) 14時30分 鎮火
(2)被害状況
人的被害 なし
建物被害 なし
焼損面積 約37ヘクタール(約3,700アール)
損 害 額 0円
(3)出場状況
地上隊 消防本部→ポンプ車等 合計21台 延人員 235人
消 防 団→ポンプ車 合計 5台 延人員 209人
消防職団員活動延人員 444人
ヘリコプター 山口県消防防災航空隊 合計1機 延散水回数 123回
自衛隊 合計6機 延散水回数 約240回
合計延散水回数 360回以上
(4)出火原因:不明
火災の発見状況及び延焼状況から、県セミナーパーク第8駐車場北側付近の空地において、何らかの原因により枯草に着火し、西側の山(遠下山、梅ノ木山、火の山)へ延焼したと考えられる。出火原因として「放火」、「たばこ」、「自然発火」、「車両マフラーの接触」などの様々な可能性から調査を行ったところ、いずれも原因特定に足る目撃や物証が得られず、出火原因の特定には至らなかったが、長期間雨が降っておらず空気が乾燥していたことに加え、山林の地形が急傾斜であったこと、また、風向きなどの状況により広範囲に延焼拡大したものと思われる。
(5)今後の対応
今後も、火災が発生しやすい時季が続くことから、本市消防本部予防課では、空気が乾燥している日や風が強い日には、山林付近での火気の取り扱いについて注意喚起を行うなど、引き続き、火災予防に努めてまいります。