第2回脱炭素先行地域に選定されました
脱炭素先行地域とは、2050年のカーボンニュートラルに向けて、2030年度までに民生部門(家庭部門及び業務その他部門)の電力消費に伴うCO2排出実質ゼロを実現するとともに、運輸部門や熱利用等も含めてそのほかの温室効果ガス排出削減についても、我が国全体の2030年度目標と整合する削減を地域特性に応じて実現する地域で、「実行の脱炭素ドミノ」のモデルとなります。
環境省では、2025年度までに全国で少なくとも100か所の脱炭素先行地域を選定する予定としており、令和4年11月1日に、本市の提案が「第2回脱炭素先行地域」に選定をされました。
なお、第1回の選定で26件、第2回の選定で20件が選定されています。
脱炭素先行地域について(環境省)(外部リンク)<外部リンク>
計画提案名
「ゼロカーボン中心市街地」~商店街・住民・企業・市の共創による市街地脱炭素化の実現~
提案者
山口市
西日本電信電話株式会社、NTTアノードエナジー株式会社、株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所
NTTビジネスソリューションズ株式会社、株式会社山口銀行、株式会社YMFG ZONEプラニング
提案内容
「職住近接」の中心市街地における商店街周辺エリアを対象に、清掃工場の廃棄物発電の活用や市公共施設等への太陽光発電の導入により脱炭素化を実現します。商店街全体の消費電力量・CO2排出量の見える化、市民ファンドと連携したエコポイント制度やナッジ等の活用により市民や観光客の行動変容を促します。
また、公用車をEV化し、閉庁時にはEVカーシェアとして活用するとともに、隣接する湯田温泉等の観光地と中心市街地を結ぶ乗合バスをEV化します。
山口市の脱炭素先行地域の概要 [PDFファイル/1.23MB]