「還付金詐欺」「オレオレ詐欺」の不審電話が多発!
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更新日:2016年9月1日更新
市内各地において、「還付金詐欺」「オレオレ詐欺」の被害や不審電話が相次いでいます。
具体的な事例
還付金詐欺
山口市役所の職員として名乗り、電話があります。
「国民健康保険料が払い過ぎになっています。払い戻しの通知文書を郵送していますが、手続きをされていません。今すぐ近くのスーパーマーケットのATM(現金自動預払機)で手続きすれば間にあうので、至急手続きをしてください。」
ATMに行き、相手から電話で指示されるとおりに操作すると、相手の口座にお金が振り込まれてしまいます。
オレオレ詐欺
息子や孫を装い、電話があります。
「風邪をひいて声が変なんだ」と声が違う説明をし、「電話番号がかわったので、登録しておいて」と新しい番号を伝えます。
その後、「会社のお金が入ったカバンを電車内に置き忘れた。このままだと、会社に大きな損害を与えることになる。」「友達の借金の保証人になっていて、支払わなければならない。今日中に払わないと大変なことになると脅された。」など、お金が必要になったと告げて、振り込みを依頼したり、「知人に取りに行かせるから渡して」と自宅等で現金の手渡しを指示します。
特徴
- 「今すぐ」などと急がせて、冷静に考えたり、周囲に相談したりする余裕をあたえません。また、誰にも言わないようにと、口止めされる場合もあります
- 金融機関のATMコーナーではなく、操作の様子が周囲から見過ごされがちなスーパーマーケットなどのATMへ誘導されます。
ご注意
- 市役所から医療費や保険料などの払い戻し(還付)に関して、ATMで手続きするようにお願いすることはありません。すぐに電話を切り、市役所の担当課に直接電話で確認してください。
- 卒業名簿などで、名前の情報を得て、名乗ることもあります。普段から合言葉を決めるなど、家族で話し合うことが必要です。
- このような不審電話がかかってきたときには、すぐにお近くの警察や山口市消費生活センターにご連絡ください。
山口警察署 083-924-0110
山口南警察署 083-972-0110
山口市消費生活センター 083-934-7171(相談専用)