「岩国れんこん」と「美東ごぼう・秋穂ごま」を使用した「旬」な二種類のピクルスが発表されました
山口きららピクルスを製造する「あぐりてらす阿知須(代表は長尾誠大)」は、これまで山口市南部を中心とした農産物のピクルスを手掛けられてきましたが、お客様の声を受け、南部を基点としつつ県内の農産物を使用したピクルスにも挑戦されています。そしてこのたび、旬の「岩国れんこん」、「美東ごぼう・秋穂ごま」など、県内の野菜も使用した新作ピクルスを開発されました。
山口県の特産農産物を使用したピクルス
今回あぐりてらす阿知須では、山口県の特産品「岩国れんこん」と「美東ごぼう・秋穂ごま」を使用したピクルスを開発されました。これまで、南部地域で収穫される特産品「はなっこりー」や「阿知須くりまさる」を始め、人参や紫玉葱、オクラ、ミニトマトなど多種多様な山口市野菜を使用したピクルスの開発に取り組んでこられましたが、山口市以外の野菜等を使われるのは初となります。
左から「美東ごぼう・秋穂ごま」(新商品)、「はなっこりー」、「岩国れんこん」(新商品)。岩国れんこんにはカレーの味付けがしてあるなど、食材によって工夫が施されている。
伝統的な味を受け継ぐ「あぐりてらす阿知須」
あぐりてらす阿知須は、衰退の危機にある阿知須の伝統的な漬物「阿知須の寒漬」を受け継ぐ唯一の若手農家です。あぐりてらす阿知須は、寒漬の食文化を後世に遺すべく、阿知須の冬の風物詩である大根を寒風にさらすその風景を地域内外の方に見学いただけるようにするなど、伝統を受け継ぐ取り組みにも積極的です。現在販売している寒漬は、伝統的な製法にこだわりつつ、お客様の嗜好に合わせ数種類の寒漬を製造されており、地域内外へ寒漬の美味しさや文化を発信されています。
こうした、県内の地域資源を活かした山口きららピクルスの創意工夫が認められ、本年度「山口県特産品振興奨励賞(山口県主催)」も授与されました。
これまで開発されてきたピクルスの数々。山口市南部地域の野菜が漬け込まれている。
寒漬を作る上で重要な大根を干している様子。昔はこうした光景を目にする機会が多く、冬の風物詩にもなった。あぐりてらす阿知須はこのような工程にもこだわった商品づくりをされている。
販売日
令和2年11月以降販売中
販売場所
道の駅 きらら あじす<外部リンク>(山口県山口市阿知須10509−88)
道の駅 あいお<外部リンク>(山口県山口市秋穂東1520-4)
眺望の宿 あいお荘<外部リンク>(山口県山口市秋穂東768-13)
販売価格
1個750円(税込み)
製造者
あぐりてらす阿知須(山口県山口市阿知須1517-1)
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