令和3年度「シェ・アイオ」を行いました
2021年11月14日(日曜日)、「シェ・アイオ」を行いました。シェ・アイオとは、230年以上続く秋穂八十八ヶ所霊場で、地域の方が受け継いでこられた文化をテーマに、「作る・味わう・歩く」がセットになったツアーです。aiohenro88プロジェクトをはじめ、山口県立大学地域文化創造論研究室、山口観光コンベンション協会秋穂支部が連携して実施されました。
参加者はまず、秋穂地域交流センター内の調理室で、22番札所を管理されている地域の方々に、お接待文化を教わりながら「お接待弁当」を作りました。参加者9名の中には、食文化に興味をもたれた高校生から80代の方もおられ、幅広い年齢層の方々が市内各地から参加されていました。
お接待弁当を作った後は、眺めのいい21番札所で昼食をとり、その後車で移動し22番、23番、25番札所を巡礼されました。
「シェ・アイオ」の体験を通じて、日本で古くから続く文化を改めて見つめなおす機会になったのではないかと思います。
食を通じて、世代を超えた交流も参加者にとっては楽しみのひとつだとか。
地元の野菜をふんだんに使って、丁寧に仕上げます。
資料を見ながら、各お料理の云われなどの説明を受ける参加者
21番札所の管理者にお接待文化や札所についてお話しを伺いました。
献立は、ささげ豆御飯、けんちょう、ヒジキ、白菜の白和え、ふかし芋、呉汁
デザートに秋穂八十八ヶ所参りの焼印が施された「秋穂饅頭」をいただきました。
22札所で巡礼する参加者
23番札所へ車で移動。お天気がよく巡回日和でした。
25札所。山口県立大学生から各札所の説明を受けました。
21番札所での参加者の皆さんとの記念撮影した様子。眺望の良い札所です。
関連リンク
秋穂八十八ケ所霊場お大師まいり<外部リンク>