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畜産の未来を担う農大生のアイデア × 土井牧場 × 南部地域資源 で新商品を開発されました【山口市地域資源付加価値化支援事業 活用事例1】

印刷ページ表示 更新日:2023年2月3日更新 <外部リンク>

山口県立農業大学校で畜産経営を学ぶ土井さんが名田島で酪農を営む土井牧場(菓子部門:和味ミルク工房 代表:土井和子さん)と連携し、土井牧場の自家生乳を生かしたスイーツ「ボンボローニ*」の開発に取組みました。
この商品は、山口市地域資源付加価値化支援事業の補助金を活用して商品開発されました。

*ボンボローニとは…生地を揚げて砂糖をまぶし、たっぷりのカスタードクリームなどを詰めたイタリアの伝統洋生菓子です。​

イタリア伝統菓子をモチーフにした山口市南部版「ボンボローニ」

昭和24年に設立した土井牧場は、約70年にも渡り乳牛をメインに酪農経営をされてきました。現在、ホルスタイン・ブラウンスイス・ジャージーの合わせて約30頭を飼育されており、和牛の生産も組み合わせた乳肉複合経営を実践されています。その一方で、当時は名田島に約20軒いた酪農家も現在では土井牧場1軒のみとなり、更に近年、飼料価格の高騰や生乳の需要低下などにより酪農経営はより厳しさを増しています。その中、土井牧場では、酪農経営の安定化と酪農の魅力発信を目的に、菓子加工部門「和味ミルク工房」を立ち上げ、自家生乳を使用したチーズケーキやシュークリームなどの6次産業に力を入れてきました。

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土井牧場の牛舎

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(左)土井牧場の土井さん (右)山口県立農業大学校学生の土井さん

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土井牧場の生乳をたっぷり使った贅沢なクリームです。

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山口市南部地域は県内有数の穀倉地帯として知られ、本商品の生地には小麦「せときらら」と名田島産米粉を使用しています。

未来を担う学生と6次産業化をきっかけに酪農への想いを繋ぐ

この度、農大生の土井さんが農大で取り組むプロジェクトテーマ「6次産業化が酪農経営に与える影響」について調査するにあたり、生乳の価値を最大限伝えることができる商品を開発したいとの想いから、自家生乳をふんだんに使用する山口市南部版「ボンボローニ」の開発に挑戦することとなりました。本取り組みを通じて、6次産業化をきっかけに消費者の意識を生乳の生産部分に向け、酪農の認知・牛乳の消費拡大につなげていけたらと発信されています。

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商品名

「土井さん家のボンボローニ」 カスタード味・ミルク味・レモン味・ブルーベリーの4種類

販売価格

各1個 250円(税込)

販売場所

ぶちええ菜山口店(山口市維新公園三丁目11番1号)

道の駅あいお(山口市秋穂東1520番地4)※不定期

製造者

土井牧場 和味ミルク工房 代表 土井和子(山口市名田島)

 

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