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第1回中原中也賞が豊原清明さんの『夜の人工の木』に決定しました

印刷ページ表示 更新日:2017年6月15日更新 <外部リンク>

概要

第1回中原中也賞には、公募総数319点、推薦作品が22点が寄せられ、その中から最終選考作品として下記の7詩集を選び、2月25日に選考会を開催し、最終審議を行いました。審議の結果、受賞詩集を、豊原清明「夜の人工の木」(霧工房)に決定しました。

受賞作品

『夜の人工の木』(霧工房)

受賞者

豊原清明(とよはらきよあき)

略歴

 1977年生、18歳〈受賞時〉
 現代詩神戸研究会会員
 1994年度中野重治文学奨励賞受賞

受賞のコメント

 受賞のお知らせがあった時、僕は一瞬何のことやらわからず、舌がもつれるほどでした。すごいことになったナアと喜びでとびあがりたいほどでした。詩を読むより、詩を書くのが好きで、詩集は全くと言っていいほど読んでおりませんでした。中也のことも名前は知ってはいましたが、中原中也の詩も深くは読んでおりませんでした。この度、中也記念館で中也の弟様の奥様から原文中原中也詩集を頂き大変な宝物となりました。この賞は僕にとっては、あまりにも大き過ぎて不安な気持ちもあります。

 「夜の人工の木」は苦しかった中学を卒業した一つの区切りとして父が計画してくれました。詩の教室の先生方のお力によって激動の95年に出版できました。先生方に感謝します。この賞をきっかけとして、もう一度初心にもどり詩の世界を深めて行きたいです。

 選考委員の先生方をはじめ、関係者の皆様に心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。

最終選考作品

著者 詩集タイトル 出版社
 
倉田良成 ゼノン、あなたは正しい 昧爽社
山崎佳代子 鳥のために 書肆山田
萩原健次郎 求愛 彼方社
梅田智江 SO ALONE アトラス書館
豊原清明 夜の人工の木 霧工房
寺山富三 ぼくと時計の時差について 文渓堂
江代充 白V字 セルの小径 書肆山田

選考委員(五十音順)

氏名 肩書き
 
荒川洋治 詩人、早稲田大学文学部講師
北川透 詩人、梅光女学院大学教授
佐々木幹郎 詩人
佐藤泰正 梅光女学院大学学長
中村稔 詩人、弁護士
吉田熈生 城西国際大学副学長

応募状況(一般応募作品319点)

全国45都道府県より、17歳から85歳までの316人から、319点の応募がありました。
最も応募が多かったのは東京都の70点で、山口県内からは15点(うち山口市内1点)の応募がありました。

 
年代別 10代 20代 30代 40代 50代 60代 70歳以上 不詳
人数 4人 46人 46人 84人 51人 54人 16人 15人

関連リンク

中原中也賞を実施しています

中原中也についての関連リンク

中原中也記念館ホームページ<外部リンク>

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