市報2026年5月号 21地域リレーコラム Vol.6 大内地域
個性豊かな市内21の地域。それぞれの地域で取り組んでおられる魅力ある活動等をリレー形式で紹介します。
地域の憩いの山を次の世代へ
大内地域は、市の中心部に近く、生活の利便性に優れていることから、宅地の開発や郊外大型店舗の出店が進み、市内第2位の人口を誇る活気ある地域です。
加えて、大内氏がかつて本拠地を構えていたことから、貴重な歴史文化遺産が数多く残っています。その中で、室町時代に山口を訪れた中国の役人が、象に似た山として詩を読んだことが由来とされている「象頭山ぞうずさん」を、次世代へ引き継ごうと活動されている「象頭山再生プロジェクト」について紹介します。
「象頭山再生プロジェクト」では、象頭山の登山道や山頂の草刈りを定期的に行い、地域の憩いの場として守り続けています。
代表の小林さんは、子ども時代の遊び場であった象頭山を今の子どもたちにも遺したいと、地域の有志と活動を続けています。
春には山頂にこいのぼりを掲げ、冬には象をかたどったイルミネーションを飾るなど、象頭山に興味を持ってもらい、訪れた人が楽しめるよう長年取り組まれています。
「象頭山は、地域の大切な宝。山頂からは市内を一望でき、室町時代の大内氏に思いをはせることができる。多くの人に親しんでもらえる場所にしたい」と話す小林さん。
地道な活動が、地域の魅力を次の世代へとつないでいます。
▲象頭山再生プロジェクトのメンバーが作業をしている様子

▲山頂からの眺望。5月上旬頃まで山頂にこいのぼりが掲げられています。





