令和2年度下半期の財政状況を公表します
市の予算がどのように執行されているか、令和2年度下半期(令和3年3月31日現在)の財政状況をお知らせします。
※一般・特別会計とも、会計年度は4月1日から翌年の3月31日までですが、令和3年5月31日までは現金の出し入れがあるため、決算額とは異なります。
下部の関連書類に、一般会計及び特別会計、市債の状況について掲載しています。
一般会計
令和2年度一般会計の予算は、当初予算に令和元年度からの繰越額66億6,060万円を含めた、1,005億4,060万円でスタートしました。その後、増額・減額補正を行い、最終の予算は1,216億9,853万円(市民1人当たり約63万円)となりました。
【主な下半期の増額補正予算】
・予防接種事業費 12億6,431万円
(国の「新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金」等の活用)
・プレミアム商品券発行助成事業費 7億1,000万円
(国の「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」の活用)
・水稲生産農業者支援事業費 2億1,168万円
(県の「やまぐち米次年度生産応援事業費補助金」の活用)
・障害福祉サービス給付事業費 1億4,640万円
(国の「障害者自立支援給付費負担金」等の活用)
などがあります。
特別会計
特別会計は、国民健康保険事業など、特定の目的をもって事業を行う場合に、一般会計と区別して経理するための会計です。
市債
市債は、学校や道路、公園などを整備するための借入金です。
長期間にわたって使用するこれらの施設については、建設時だけでなく後年度に使用する方にも負担を求めることで、世代間の負担の公平を図るという効果も有しています。
市では、返済計画に配慮しながら将来の世代に過度な負担を残さないよう、国の財政支援措置がある市債を有効に活用し、実質的な将来負担の抑制などに取り組んでいます。