多文化共生推進リーダー育成講座(令和5年度)を実施しました
近年、山口市にも外国人市民が増えています。お住まいの地域でも、生活の中で外国人の方を見かけることが増えたと感じることはありませんか。地域の中で暮らす上で、お互いの生活習慣や文化の違いを知らないことでトラブルにつながることも少なくありません。
お互いの違いや文化を知り、受け入れあう社会、いわゆる「多文化共生社会」を進めていくためには、違いを理解し、共生しようとする意識を私たちの中に広げていく必要があります。
この講座では「交流」をキーワードに、多文化共生社会の実現に向けて、地域住民と外国人市民が一緒に考え、活動することで、多文化共生社会を実現する人材を育むことを目指して開催しており、今年で3年目となります。
令和5年度は、外国人市民2名、日本人市民10名の12名に参加いただき、4回の講座を開きました。
多文化共生社会とは
国籍や民族などの異なる人々が、文化的な違いを認め合い、対等な関係を築こうとしながら、共に生きていくことです。
実施日程・講座内容
日程 | 内容 |
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第1回 5月13日(土曜日) 13時30分~16時30分 |
多文化共生ってなにだろう? (2)講義「はじめまして!多文化共生」 (3)多文化共生推進委員会やまるち活動紹介 |
第2回 5月27日(土曜日) 13時30分~16時30分 |
外国人と一緒に学ぶ「やさしい日本語」講座 (2)やさしい日本語について 講師:コーディネーター 北御門 織江氏 (3)やさしい日本語を実践しよう 日本語教室で日本語学習中の外国人市民の方をお招きして、やさしい日本語での会話を実践しました。 |
第3回 6月10日(土曜日) 13時30分~16時30分 |
外国人住民から聞く自国の文化と日本との違い |
第4回 |
多文化共生に向けた活動団体から活動の「いま」を知る (2)佐賀県の活動事例紹介 講師:コーディネーター 北御門織江氏 |
本講座終了後、希望者と多文化共生推進委員会やまるちが一緒になって多文化共生推進事業の実施に向けて活動していきます。
講座の様子
【1】北御門織絵さんによる講義(1回目)
【2】グループワークの様子(1回目)
【3】やさしい日本語で話してみよう(2回目)
【4】講師の出身国紹介と日本での暮らしについて(3回目)
【5】市内活動団体の紹介(4回目)
【6】グループワークの様子(4回目)
受講後アンケート結果
最終日出席いただいた方から受講後アンケートをご提出いただきました。結果をご紹介します。