「English Summer School 2021 YAMAGUCHI×MAUI」を実施しました
2021年8月19日(木曜日)~22日(日曜日)「English Summer School 2021 YAMAGUCHI×MAUI」を実施しました。
このプログラムは、山口市在住・在学の高校生とハワイ州マウイ島の高校生がオンラインを活用し、山口県立大学の学生のサポートのもと、英語で交流するというものです。
プログラムはすべて県立大学生が作成しました。
山口からは10名、マウイからは11名の高校生が参加しました。
プログラム概要
8月19日(木曜日) 8時30分~10時45分 |
事前学習 ※山口の高校生のみ 英語の会話表現についてなど、事前準備 |
8月20日(金曜日) 8時30分~12時00分 |
マウイの高校生との交流(1日目) 日本とハワイの「文化」について知ろう |
8月21日(土曜日) 8時30分~12時00分 |
マウイの高校生との交流(2日目) 日本とハワイの「歴史」や「交流(つながり)」を知ろう |
8月22日(日曜日) 8時30分~12時00分 |
マウイの高校生との交流(3日目) 「山口×マウイの記念日をつくろう!」プレゼンテーション |
事前学習(8月19日)※山口の高校生のみ
交流に先駆けて、山口の高校生が交流に向けての事前学習に臨みました。
ビデオ会議システムの操作方法を確認し、コミュニケーションで使える英語表現を学習しました。
1日目(8月20日)
待ちに待った山口とマウイの高校生のオンライン対面です!
グループに分かれて自己紹介を行った後、会話をしながらお互いの似ているところを探すゲームを行いました。
緊張がほぐれてきたところでグループ活動に移ります。
1日目のテーマは「文化」。「成人年齢は?」「学校には何を着ていく?」など、ワークシートを用いながら日本とハワイの文化の違いについて理解を深めました。
後半では、最終日に行う成果発表についての説明がありました。グループ名を決めたり、この日のまとめをしたりして初日が終了しました。
2日目(8月21日)
2日目のテーマは「歴史」と「交流(つながり)」です。
まず、ハワイと山口の歴史について知っていることを話し合ったあと、山口県立大学の学生からハワイ移民について解説がありました。
砂糖の生産に関わる労働力として日本からたくさんの人がハワイに移住したことや、ハワイの第7代国王・カラカウアの時代には現在の周防大島町から多くの人がハワイに渡り、山口とハワイにつながりが生まれたことなどを詳しく学びました。
その後、知っている国際交流の行事や、もし山口市とマウイ島が国際交流の催しをするとしたらどんなものが良いかを考えて英文で書いてみる課題に取り組みました。
3日目(8月22日)
最終日はいよいよプレゼンテーションです。
テーマは「山口×マウイの記念日をつくろう!」。各グループがこの3日間を通じて学んだことを踏まえながら発表を行いました。
お互いの国の文化の違いやその土地のみどころを取り入れ、相互理解が進むようなイベントのアイデアが発表されました。
◆日本とハワイの高校生がともに作り上げたプレゼンテーションの一部
参加した高校生たちは、1日目は少し緊張していましたが、3日目にはすっかり打ち解け、英語がわからないときはジェスチャーを交えて“伝える”姿が印象的でした。
その後もSNSなどでつながり、交流が続いています。
県立大学の学生の強力なサポートと高校生のチャレンジ精神で、忘れられない夏の思い出になりました。