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山口市の休日における内科の一次救急体制について(山口市医師会、山口市内科医会からの提出)

印刷ページ表示更新日:2023年11月22日更新 <外部リンク>

山口市医師会、山口市内科医会からの要望
令和5年11月15日提出

要望

 

 年末年始、ゴールデンウィーク、お盆の時期には多数の内科の患者が受診されます。在宅当番医へは患者が殺到し、医師・スタッフの疲弊もさることながら、患者の自家用車が駐車場に入りきれずに、道路に停車して順番を待つといった状況が見られ、近隣住民への迷惑になりかねず、さらには患者の待ち時間も相当なものとなっております。
 今年のお盆の期間には、山口市北部地域において最大で1診療所に1日157人の患者が受診されました。今後も起こり得る感染症パンデミックの際の内科の医療機関への患者の集中に備えて、医師・スタッフの増員に加え、広い駐車場の確保が必須であると考えます。
 つきましては、8月31日に山口市医師会内科医会臨時協議会において取りまとめた下記事項につきまして、ご高配を賜りますようお願いいたします。

                    記
1 年末年始、ゴールデンウィーク、お盆の時期には、内科の在宅当番医での診療と並行して、山口市休日・夜間急病診療所で山口市医師会の内科医が在宅当番と同じ時間に発熱外来を実施する。

 昨年の年末年始には休日・夜間急病診療所で臨時発熱外来を日中に行い、保健センターの都合で午前中の3時間のみでしたが、在宅当番医の補完とすることができました。広い駐車場を有効に利用し、待機中の患者の自家用車が駐車場から溢れることはなかったことから、一部の医療機関への患者の集中を分散させる有効な方法と考えています。

2 将来的に、山口市の内科の在宅当番医での休日診療は、山口市休日・夜間急病診療所定点での休日診療へと移行する。当面は、山口市医師会の会員でこれを担当する。

 定点での休日診療とすることで、内科の休日当番医療機関を確認する必要がなくなり患者の利便性が向上します。また、当番医師が急病になった場合、現在の制度では在宅当番ができなくなります。他の診療所に代わりを依頼するにも、急遽スタッフ全てに出勤してもらい、近隣の薬局にも営業してもらうことは不可能です。その点、定点化しておけば、医師のみを交替すれば良いことから、危機管理の面からも将来的に必要な取組と考えます。

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