大歳まちづくり協議会からの要望
令和4年9月16日提出
このたび、地域の課題を精査しましたところ、下記のとおりとなりました。
当協議会としても課題解決について取り組んでまいりますので、御意見を伺うとともに、御支援賜りたく要望いたします。
記
1.安全運転徹底のお願い
地域内の道路は狭隘かつ交通量も多く、歩行者の安全が危惧される。
このような中、地域内には食事等の配達を行う店舗が複数あり、配達のバイクが明らかに速度超過しているような事例も見受けられる。また、地域には様々な職種の方が住んでいるが、中でもプロのドライバーが速度超過しているという事例もある。
当協議会としても、のぼり旗の掲出や立哨を通じて安全運転を呼びかけているが限界がある。警察にも相談しているが危険運転は減らない。市として、警察との連携を強化する、あるいは職域への啓蒙活動を行う等の対応ができないか。
2.JR山口線利用者の利便性向上のお願い
市におかれましては、JR山口線の存続に取り組まれており、地域内に3つの駅を有する大歳地域としては、大変ありがたく思っている。
さて、先般、湯田温泉駅では切符の購入窓口がなくなり、自動券売機(みどりの券売機プラス)が設置された。
みどりの券売機プラスでは、テレビ電話でオペレーターが対応してくれるものの、高齢の方々が複雑な経路の切符を購入する際などは操作が煩雑で、やはり対面の方がスムーズにいく。
そこで、利用者数の減少を防ぐためにも、時間帯を限定されてもいいので、窓口の設置や、利用者の利便性の向上につながる対応について検討できないか、市からJRに要望できないか。
1.安全運転徹底のお願い
本市では、山口市交通安全対策協議会を中心に、地域や関係団体、警察等の皆様と連携を図りながら、交通安全啓発活動に取り組んでいるところでございます。
大歳地域内における速度超過の件につきまして、山口警察署に相談いたしましたところ、食事等の配達を行う店舗のバイク等による危険な運転や速度超過の事案があった場合には、山口警察署交通課へ通報いただければ、その店舗に対して直接指導を行うなど、危険性等を勘案して、対応を検討いただけるとのことでしたので、今後そのような事案があった場合には、通報いただきますようお願いいたします。なお、通報いただく際には、ナンバープレートの番号がわかると、より効果的な指導が行えるとのことです。
本市といたしましては、引き続き、警察との連携の強化に努めてまいりますとともに、幅広く市民の皆様へ啓発を行うことで、一人ひとりの交通ルールの遵守、交通マナーの向上が「交通事故のない安全・安心なまち」の実現へつながりますよう努めてまいります。
2. JR山口線利用者の利便性向上のお願い
JR山口線は本市を南北に縦断し、市民の広域移動を支えるとともに、都市核や地域拠点間等の移動需要にも対応できる重要な社会基盤であると認識いたしております。
こうしたことから、本市では、市民の日常生活を支える移動手段の確保はもとより、観光振興や地域間交流の促進、地域活性化の観点から、山口線の利用促進に積極的に取り組んでいるところでございます。
そうした中、西日本旅客鉄道株式会社におかれましては、令和3年7月から経営合理化のため、湯田温泉駅での切符の対面販売を取りやめられ、午前7時から午後7時までの間において、みどりの券売機プラスによる対応とされたところでございます。
現在、同駅では、一部の時間帯において係員を配置され、券売機での購入補助を行われている状況でございますが、時間帯や券売機の操作に不慣れな方が利用される際に、券売機の前に列が生じる場合もあると伺っております。
本市といたしましては、引き続き、係員配置の充実や券売機の稼働時間の延長などを含め、乗車券等購入時のサポート体制の強化、利便性の向上が図られるよう、西日本旅客鉄道株式会社に対しまして働きかけてまいります。