日本共産党中部地区委員会、日本共産党山口市議員団からの要望
令和4年7月19日提出
山口市は7月11日、「安倍晋三元首相の葬儀の当日における弔意表明について(依頼)」とする総務課長名の文書を市長部局の各関係所属長あてに発出しました。
内容は「葬儀の当日(2022年7月12日)は、弔意の意を表すため、『半旗を掲揚とする』」という対応をもとめるものです。
安倍元首相が7月8日、参院選挙の応援演説中に銃撃されたことは、言論の自由を真っ向から否定する卑劣な行為であり、断じて許すことはできず、亡くなられた安倍元首相に対して哀悼の意を表する心情は理解するものです。
しかし、同日の葬儀は安倍家の「家族葬」であり、公の関与もありません。県から「安倍晋三元首相の葬儀の当日における弔意表明について」という文書が届き対応を決めたということだと推察しますが、市としての「半旗とする根拠や公平性」を深く考慮せず、県からの通知に対し積極的・主体的に対応し、強制したといえるのではないでしょうか。
よって、日本共産党山口市議員団は、このたびの市の対応に抗議するとともに、下記事項について申し入れます。
記