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アフターコロナに向けた市内経済活性化策の強化についての要望と回答(山口商工会議所からの提出)

印刷ページ表示更新日:2021年8月21日更新 <外部リンク>

山口商工会議所からの要望
令和3年8月18日提出

要望

 昨今では、新型コロナワクチンの接種体制の確保に努められ、山口市民のワクチン接種の加速化により、地域経済の回復に明るい兆しが徐々に出始めている所でございます。新たな変異株による第5波の流行に不安の要素はあるものの、経済活動も徐々に再開し始め、アフターコロナに向けた経営に取り組んで行こうという、市内事業者のたくましい声も届き始めています。
 一方で、コロナ禍においてライフスタイルが激変し、思うように需要が回復せず、今後の経済活動の再開を危惧する事業者も出始めております。これら事業者は、新型コロナに起因する経済活動への影響が長期間に亘っており、経営への影響は極めて深刻です。
 これらの状況を踏まえ、当商工会議所では第6回目「アフターコロナに向けた経営支援への緊急調査」を7月に実施いたしました。この結果、コロナ後の市内経済活性化策が不可欠であると考えます。
 中小企業・小規模事業者の窮状を御賢察賜り、山口市という地域性を考慮した上で、下記の通り中小企業支援策の拡充、並びに経済活性化策の強化につきまして、貴市の格段の御配慮、御支援をよろしくお願い申し上げます。

1 ビジネススタイルの激変に起因する経営環境改善の為の支援策
 コロナ禍でビジネス出張が激減し、コロナ後も当該需要の回復見込みは厳しいと想定される。ビジネスホテルなど、これらの需要を収入の柱としてきた事業者は極めて厳しい経営状態が続いており、ビジネス構造の転換を補助する支援策が望ましい。
 (1)テレワーク設備投資等の支援拡充
 (2)テレワークでのホテル利用者への利用料金補助や山口市産業交流拠点施設 「メグリバ」コワーキング施設の利用補助

2 ライフスタイルの激変に起因する経営環境改善の為の支援策
 観光関連業、飲食業への経営への影響は未だ改善されず、とりわけ接待を伴う飲食店への客足は激減しており、コロナ後も客足の戻りは厳しいと想定される。一方で、小売業等ではネット販売などEC市場の拡大により、その需要が高まっている。
 (1)接待を伴う飲食店等、事業再スタートが厳しい事業者への支援
 (2)新規にランチ営業に取り組む飲食店への柔軟な支援
 (3)観光関連業、とりわけ飲食業への納入業者、卸業者に対する事業存続に向けた支援強化
 (4)ECサイト構築に係る費用や送料負担などの柔軟な支援

3 人流増加に向けた取組に対する支援
 長期に亘るバス旅行の需要減少は、コロナ後も回復が見込まれない状況。とりわけ観光関連業の需要回復には人流増加の取り組みが不可欠である。
 (1)コロナ後の国内観光、インバウンド需要回復に向けた山口市のインスタ等のSNSで映える観光素材の更なる露出強化を市民の力を借りて実現できるように、山口市民のITリテラシーを引き上げたり、日常的な利用を促したり、SNS文化を向上させる取り組み。
 (2)観光関連業(土産店等)への消費喚起支援強化
 (3)県や市での屋内外イベントの積極的な実施による飲食、イベント関連業への消費喚起支援
 (4)新しい生活に対応した新事業展開(店舗改装・新商品開発など)に取り組む事業者への支援継続

回答 

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