日本共産党山口市議員団からの要望
令和3年8月4日提出
新型コロナウイルス感染症の第5波は新規感染者が全国で一万人を超えるというパンデミックを引き起こし、東京など6都府県には緊急事態宣言が、福岡県など5道府県にはまん延防止等重点措置が発令されました。県内でも変異株による感染者が増加するなど、日々深刻さを増しています。
夏休みやお盆の時期を迎え、県外からの人流増加も想定されます。県内・市内での感染拡大を防ぐとともに、県外から持ち込ませないためにも、PCR検査体制を抜本的に拡充することは緊急課題です。
つきましては、下記事項について緊急に申し入れいたします。
記
1.感染拡大を防ぐ
(1)新型コロナ感染拡大の最大の要因である無症状感染者を早期発見し、保護・隔離するため、地域外来検査センターに無料のPCR検査キットの配布と回収を行うスポットを設けること。また、薬局をつうじたPCR検査キットの無料配布に取り組むこと。
(2)若い世代の感染拡大を踏まえ、主要駅や若者が集まるところで、12歳以上の若者を対象にPCR検査キットの無料配布に取り組むこと。
2.県外からの感染者の流入防止
(1)県内外からの帰省者や観光客を対象に、新山口駅などでPCR検査キットの無料配布に取り組むこと。さらに観光客に対しては迅速に判定できる抗原検査も併せて行うこと。
(2)やむ得ない理由で県外から帰省を予定している人を対象に、事前に自宅へPCR検査キットを送付し、自宅で検体を採取、検査機関に郵送する形でのPCR検査を実施すること。
文書による回答はしておりません。