令和3年3月24日(水曜日)、本市は中市町の山口井筒屋と地域活性化を目的とした包括連携協定を締結しました。同社には、中心市街地の活性化や地産地消の推進、市政情報の発信などを含む9つの分野で協力していただきます。
同日、締結式を市役所で行い、桶谷社長と渡辺市長が協定書を交わしました。桶谷社長は「地域の魅力を発信するなど独自性を出して新たな人の流れをつくりたい」と述べられ、渡辺市長は「本協定の締結により、地産地消の推進をはじめ、観光・スポーツの振興や環境保全、子育てなどの幅広い分野において、より強固な連携のもとで、市民サービスの一層の向上が図られ、中心商店街のさらなる発展が、市内各地域や圏域内との新たな交流を創出し、市内全域において経済活力等に波及していくことを期待している」と述べました。
少子高齢化に伴う人口減少や新型コロナウイルス感染症の拡大で購買行動に変化が見られ、特にコロナ下では高齢者が外出を控える傾向にあります。山口井筒屋は、これまで遠方で買い物をしていた人が地元で購入する「足元消費」が今後さらに増加することを見据え、秋ごろには特産品など山口市の魅力を紹介するスペースを開設し、地域密着の百貨店を目指されます。
挨拶する桶谷祥太郎社長
協定書に署名する渡辺市長(左)と桶谷社長(右)
協定書を手に記念写真に納まる渡辺市長(左)と桶谷社長(右)
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