令和3年1月29日(金曜日)、山口総合支所で、山口市留学生インバウンド観光大使事業における「山口市観光大使」委嘱状交付式を行いました。
本市では、市内のさまざまな観光素材を体感してもらい、母国をはじめ広く海外に山口の魅力を情報発信していただくことを目的に、平成22年度から「山口市留学生インバウンド観光大使事業」を実施しています。本年度の研修修了者28人(中国12人、バングラデシュ6人、インドネシア2人、ネパール2人、マレーシア2人、スリランカ1人、モンゴル1人、ラオス1人、台湾1人)に委嘱状を交付しました。今回の交付式は、現在の新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の観点から、出席者を各国・地域から代表1人ずつとして開催しました。
市長は、留学生を代表したインドネシア出身のアグニ・プラジナ・ヤディさんに委嘱状を手渡した後、「観光大使となられた皆さんは、世界の人と人を繋ぐ一翼を担っていただく大切な存在となる。この度の研修で体感をされた山口市の「美しい景色・風景」や「おいしい食べ物」そして「文化体験」など、たくさんの魅力を、SNSなどを通じて、母国の家族や友人にお伝えをいただき、「アフターコロナ」における「最初の海外旅行に行くなら日本、日本に行くなら山口へ」と、薦めていただきたい」と述べました。
留学生を代表してマレーシア出身のヌルハヤティ・ビンティ・ムハマド・イサさんが「研修に参加することで山口市の魅力を改めて実感した。この研修でさまざまな人達と出会い、いろいろな山口市を見ることができて、幅広い知識を身に付けることができた。今は、新型コロナウイルス感染症により海外への旅行が難しくなっているが、必ず以前のように世界中を楽しんで旅行できるようになると思う。その時には、山口市の魅力を発信し、世界中の人に山口市への旅行を楽しんでもらえるようにしたい」と、観光大使としての決意を述べられました。
市では、これから3年間、大使となった留学生に名刺や、観光パンフレット等を提供し、母国でのPR活動やSNS等を通じた情報発信を行っていただくとともに、本市の観光振興に関する意見や提言をいただき、本市における、インバウンド観光誘客の取り組みに生かしていきます。
インドネシア出身のアグニ・プラジナ・ヤディさん(左)に委嘱状を交付する市長(右)
代表して市長(右)に決意を述べるマレーシア出身のヌルハヤティ・ビンティ・ムハマド・イサさん(左)
委嘱された山口市観光大使の各国代表の皆さんとの集合写真
観光交流課Tel083-934-2810