本市において初めての事業となる、中高生を対象とした職業理解・企業体験フェア「やまぐち未来のしごとフェスタ」を、令和2年11月26日(木曜日)と27日(金曜日)の2日間、維新百年記念公園で開催しました。この事業は、山口県央連携都市圏域の山口ゆめ回廊博覧会プレ事業として、圏域内の中高生を対象に行ったもので、圏域内の企業等の出展するブースで生徒が仕事を体験することにより、生徒の職業観の育成、地元就職へつなげることを目的としています。
開会にあたり市長は参加企業等に向け「本フェスタは、生徒のキャリア教育と、企業の皆様の未来の働き手の確保に向けたPRの場として開催するもので、近い将来、子どもたちと共に働く姿を楽しく想像していただきながら、職場の魅力をはじめ、仕事の内容ややりがい、さらには地元で働くことのすばらしさなどを生徒の皆さんにしっかりとお伝えいただき、すべての皆様にとって記憶に残るイベントを共に作り上げてまいりたい」と意気込みを述べました。また、生徒には「このフェスタの開催に向け、出展される企業や団体の皆様が、誇りを持って携わっておられる仕事の魅力を皆さんに感じていただけるよう、さまざまな体験メニューを一生懸命に考え、出展しておられる。未来の自分を想像しながら色々な体験をしていただき、一人でも多くの皆さんが将来ここ山口で働きたいと思ってもらえることを願っている」と期待を寄せました。
フェスタには2日間で、山口・防府の両市内19中学校と山口市内2高校の1、2年生および一般来場者あわせて約2700人が参加し、圏域内の企業32社および業界10団体の出展するブースで、生徒たちはそれぞれの未来の仕事を想像し、職業に対する理解を深めました。
開催の挨拶を行う市長
美容業界の出展ブースで仕事の魅力を聞く生徒
ラジオ放送の出展ブースで放送の仕組みなどについて解説を受ける生徒
ふるさと産業振興課 ☎083-934-2719