徳地地域の活性化を図る地域おこし協力隊が新たに着任し、令和元年6月3日、徳地総合支所で委嘱状交付式を行いました。
着任したのは、下松市出身の今仁有希さん。豊かな自然環境に囲まれた暮らしに興味があったという今仁さんにとって、徳地はまさに理想的な場所で、ゆったりと流れる時間に魅力を感じたとのこと。当初は山口市森林セラピー基地で「森の案内人」活動を行っていましたが、次第に徳地で暮らし、地域の方と交流したいと思うようになったそうです。また、そのように徳地との関わりを深める中で、特産品販売所で手にした乾し椎茸の味に感動。椎茸産業の発展と振興により徳地を盛り上げたいと思い、このたび、地域おこし協力隊を志願されました。今仁さんは、「原木しいたけ栽培の仕組みを学び、この伝統を継承していく力になりたい。林業女子会で力を入れている「木育」としいたけ栽培を組み合わせ、徳地の魅力を発信していけたら」と、今後の意気込みを述べられました。
山口市では今後も、総務省が支援する制度を活用し、「地域おこし協力隊」による地域ブランドや地場産業の開発・販売・発信等を推進してまいります。
委嘱状を受ける今仁さん(左)と塩見徳地総合支所長(右)
委嘱状を手にする今仁さん(左から2人目)と徳地総合支所職員
徳地総合支所農林課 ☎0835-52-1122