平成31年3月23日(土曜日)、改修工事のため2月1日から閉館していた中央図書館が、リニューアルオープンしました。
今回の改修では、図書館のエントランスエリアに「交流スペース」を新設。曲線が特徴のテーブルが置かれ、リニューアルオープン当日はファッションショーや音楽ライブ等が行われました。グループ研究室など3室に分かれていた「共同利用スペース」は1室に集約し、通常時は学習スペースとして開放するほか、同館主催のセミナーやイベントなどにも利用する予定です。また、パソコンを使ってインターネット等が利用できる情報検索スペースを新設したほか、ポータブルDVDプレーヤー、CDプレーヤー、タブレット端末各5台を館内貸出用として配備しました。
このほか、ふた付きの飲み物であれば持ち込めるようになり、従来よりもゆったりと過ごせる図書館へと生まれ変わりました。
この日行われた式典で、市長は「落ち着いた雰囲気の中でより多くの人が集まりやすい図書館になった。今後の図書館における新たな展開を予感させるリニューアルオープンとなった」と述べました。藤井栄治館長は「イベントなどを通して利用者を増やしたい。市民のサードプレイスになれるような図書館を目指す」と述べました。
総事業費は約3,080万円。同館は2003年11月にYCAMと共に開館し、蔵書は約38万冊。開館時間は午前10時~19時(土日・祝日は17時まで)火曜休館です。
記念式典で参加者らがテープカットをする様子
エントランスエリアに新設された交流スペース
交流スペースで行われたファッションショーの様子
パソコンが利用できる情報検索スペース
自主学習、ワークショップ等に利用できる共同利用スペース
山口市立中央図書館 Tel083‐901‐1040