平成23年3月11日の東日本大震災の記憶を風化させることなく、震災で得た教訓を市民の皆さんの安全・安心につなげていくため、3月16日(土曜日)、「3.11震災対応総合訓練」を実施しました。
訓練は、大規模な地震により発生した土砂災害等を想定し、小郡新町の山口市消防団小郡訓練場で災害現場を再現して実施しました。学生消防団と白石小学校5年生の児童によるセルフレスキューや、消防隊員の捜索救助のほか、倒壊家屋に閉じ込められた人の救出や、土砂に埋もれた車を重機を使い引き出し、閉じ込められた人(人形)を救出する救助技術の確認も行いました。訓練終了後市長は「訓練で得た成果や課題を検証し、安全で安心なまちにつなげていきたい」と講評しました。
本市では今後も、大規模災害の発生に備え、「自助」「共助」と連携して災害対応能力の向上を目指してまいります。
土砂災害現場が再現された山口市消防団小郡訓練場
重機が土砂の中から車を引き出している様子
消防長(手前左)から訓練の状況を聞く市長(手前右)
消防本部救急救助課Tel083-932-2604