平成30年7月豪雨での災害発生に伴い、消防庁長官から山口県を通じて出場要請を受け、山口県大隊として出動した山口市消防本部緊急消防援助隊が、7月18日(水曜日)に帰任し、7月20日(金曜日)、市長へ活動状況を報告しました。
緊急消防援助隊は、広島県の広島市と安芸郡海田町で、7月6日から18日までの13日間、延べ40人が行方不明者の捜索活動などを行い、7月7日には、広島市安佐北区において、男性1人を生存救出しました。
帰任報告会では、援助隊員が、写真パネルにより、大量の土砂で捜索現場へ行くことさえも苦労したなど、捜索状況や被災地の深刻な被害状況を市長へ報告をしました。
市長は、援助隊員に対し、「炎天下での捜索活動は大変であったかと思うが、被災者を救出するという使命をしっかりと果たしてきてくれ、敬意を表したい。この経験を消防職員で共有し、今後に生かして欲しい」と述べました。
山口市消防本部緊急消防援助隊は、今後も、訓練を重ね、災害派遣の要請があれば迅速に対応できるよう万全の体制を整えていきます。
写真パネルで報告を受ける市長
隊員をねぎらう市長
広島市安佐北区口田南3丁目付近で行方不明者の捜索を実施。
家屋に挟まれている要救助者を救出
瀬野川沿いで行方不明者の捜索を実施
安芸区矢野東付近で行方不明者の捜索を実施
19時をもって山口県大隊の引揚げが決定
13時に山口市緊急消防援助隊帰庁
山口市消防本部救急救助課 Tel083-932-2604