今年開催される山口ゆめ花博の会場内に、足湯施設「湯田温泉 別湯」が設置されることが決まり、平成30年2月20日、山口市・山口市造園協会・湯田温泉料飲社交組合の3者と山口ゆめ花博澤田プロデューサーによる共同記者発表がありました。
山口ゆめ花博は、今年9月14日から11月4日までの52日間、阿知須の山口きらら博記念公園を会場に行われる花の祭典です。会場では、1千万の山口の花が咲き誇る圧倒的な大花壇をはじめ、日本一に挑戦する遊具の数々、心踊る千のイベントと体験プログラム、そして本格的なナイトプログラムなどにより、子どもから大人まで幅広い世代の方々が楽しめるさまざまなイベントを開催します。
このたび発表された「湯田温泉 別湯」は、期間中いつでも利用できる足湯で、毎日4トンの湯田温泉の温泉水を搬送し使用します。また足湯を形作る石は、秋穂の御影石を使用され、周辺には山口きらら博記念公園内に植えられている山口県で改良された虫害に強いクロマツが移植されます。
さらに、会場では、湯田温泉配給協同組合の協力のもと湯田温泉料飲社交組合が開発された新名物料理が販売されます。この料理は、湯田温泉では初となる温泉水を利用した料理で、山口県の特産であるふくの切り身、ふくのすり身の団子、地物の野菜などを蒸した料理となります。
発表会で市長は「広大な園内を散策する人たちの癒しの空間となって欲しい。また湯田温泉初となる新名物料理を食べて、湯田温泉にも足を運んでいただきたい」と期待を寄せました。
「狐の足あと」で行われた合同記者会見の様子。湯田温泉のPRキャラクター湯田ゆう太と湯田ゆう子も駆けつけた。前列左から湯田温泉配給協同組合組合長堀本紀代氏、湯田温泉料飲社交組合副組合長磯村浩之氏、渡辺市長、山口ゆめ花博プロデューサー澤田裕二氏、山口市造園協会副会長岡本秀一氏。後列左から湯田ゆう太、湯田ゆう子
「湯田温泉 別湯」で販売される蒸しふく料理。団子状のふくを湯田温泉の湯でおよそ10分蒸した物。ホクホクとした食感で、ふくのうま味が口の中で広がる。商品名はまだ決まっていない。博覧会期間中毎日販売される。
山口ゆめ花博の会場イメージ図。足湯や蒸しふく工房は図面右下に配置される。
会場内にできる「湯田温泉 別湯」のイメージ図。右奥の「気分は蒸々 蒸しふく工房」で蒸しふく料理を販売する。
山口ゆめ花博推進室 Tel083-934-2832