平成30年1月29日(月曜日)、山口市立小鯖小学校で、地元県産の蜂蜜を使った学校給食が提供され、全校児童186人(1月現在の児童数)が鶏の蜂蜜煮を食べました。
これは、平成29年12月に、山口県養蜂農業協同組合山口中央支部が「山口県産の蜂蜜を学校給食で活用し、子どもたちにおいしさを味わってもらうとともに、尊い命をいただいていることを改めて感じてほしい」と、約31キログラムを本市へ寄贈していただき実現したものです。寄贈後、各調理場で献立を検討し、平成30年1月から2月にかけて、市内の小学校16校と中学校8校で蜂蜜を使用した学校給食を提供しています。
小鯖小学校では、給食前の授業で、3年生の児童36人を対象に、山口路傍塾(山口市教育支援ネットワーク)に登録されている同組合の光永延吉支部長と、原田光政さんが、蜂の種類や蜂蜜の集め方、種類などについて話されたほか、給食中の放送で、蜂蜜のクイズや説明があり、児童らは、蜂の役割や地産地消の大切さなどについて理解を深めました。
この日の授業で2種類の蜂蜜を食べ比べた3年生の児童は、「蜂蜜が嫌いで普段は食べないけど、これはおいしい」「味が濃い」「(ミカンの風味がする蜂蜜は)香りが広がる」と笑顔を見せていました。
山口県養蜂農業協同組合の蜂蜜は、JAのほか、市内のスーパー等でも購入できます。
蜂蜜ができるまでの工程を児童に説明する原田光政さん
1月29日の学校給食(県産パン、鶏のはちみつ煮、山口野菜のマヨネーズサラダ、みそスープ、牛乳)
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