平成29年11月23日(木曜日)から26日(日曜日)にかけて、山口線沿線においてSL関連イベントが行われました。
これは、全国のJRグループと山口県並びに県内自治体が連携して取り組む大型観光キャンペーン「幕末維新やまぐちデスティネーションキャンペーン」の注目イベントとして行われたもので、初日の23日には、新山口駅周辺でSL「やまぐち」号をけん引する機関車C57(通称貴婦人)、D51(通称デゴイチ)、C56(通称ポニー)の3車両が揃い踏みして「やまぐちSLフェア2017」が開催されました。
24日には、全国のSL沿線自治体関係者などが山口県健康づくりセンター(吉敷)に集い、SLを活用した地域づくりなどをテーマにサミット会議を開催しました。また、俳優の六角精児さんや京都鉄道博物館副館長をお招きして「SLが拓く地域の未来」をテーマにトークイベントを行い、県外から訪れた鉄道ファンや地域住民など多くの人々で定員800席が満席となり、地域とSLの関わり合いについて耳を傾けていました。
25日には、D51の復活運転が行われ、44年ぶりに山口線を走る姿を一目見ようと、始発駅となる新山口駅には約800人ものファンが来場され、力強いD51の汽笛の音に歓声が沸き上がりました。主要停車駅等では、沿線地域住民の皆さんによる昭和レトロ衣装を着用してのお手振りなどのお出迎え・おもてなしが行われ、デゴイチ復活のお祝いムードが盛り上がりました。最終日の26日には、C57とD51による豪華な重連運転が実現し、紅葉で彩られた新山口から津和野間の62.9kmには、多くの人々が詰め掛け、歴史的な遺産であるSLの運行を懐かしみ、楽しんでいただきました。
デスティネーションキャンペーンは、12月31日まで山口県内で続いています。引き続き、山口市内においても観光客の方々に多彩な本市の魅力を存分に堪能していただけるよう取り組んでまいります。
新山口駅での記念イベントの様子
湯田温泉駅では地域住民や湯田温泉のキャラクターゆう子らがおもてなし
幕末維新やまぐちデスティネーションキャンペーンhttps://www.oidemase.or.jp/yamaguchi-dc/<外部リンク>
観光交流課 ☎083-934-2810