平成29年9月19日、徳地、阿東地域で移住者の定着支援に取り組む「定住サポーター」の委嘱状交付式を山口総合支所で行い、出席された6人の定住サポーターに市長から委嘱状が手渡されました。
「定住サポーター制度」は、地域住民の方に、移住希望者へ住まいや仕事の情報提供や、様々な相談の窓口となっていただくことで、円滑な定住へと繋げていくという、本市独自の制度です。徳地、阿東地域では今回で4期目を迎え、現在27人が活動されています。
市長は「これまで91世帯207人の方々が徳地、阿東地域に移住されている。この中には、移住後、地域との関わりを積極的に持たれ、すでに地域活動の中心的な役割を担う方も数多くおられる。皆さんの活動が実を結び、着実に成果が表れているものと感じている」と述べました。
定住サポーターを代表して田村哲信さんは「少子高齢化が進む中、地域の祭りが無くなり、小・中学校も縮小されている。それでも自分たちの地域のことは、自分たちで考えたい。そのためにも、10年後、20年後もこの地で暮らしてくれる方を一人でも多く見つけるために努力したい」と語られました。
市は今後も、定住サポーターをはじめ、地域と行政の連携を密にし、移住希望者のニーズにきめ細かく対応することで、さらに定住人口の拡大を図っていきます。
定住サポーターの皆さん
定住促進課 Tel083-934-4646