平成29年7月1日、宮野駅が開業100周年を迎えたことに伴い、JR宮野駅で記念イベントが行われました。JR山口線は、大正2年(1913年)に小郡駅(現新山口駅)から山口駅間が開通し、大正6年(1917年)7月1日に、山口駅から篠目駅まで延伸開業しました。
記念式典で、市長は、「JR宮野駅は、宮野地域の玄関口としての機能だけでなく、誰もが利用できる地域交流ステーションとして、宮野地域の交流拠点になっている。今年9月からは幕末維新やまぐちデスティネーションキャンペーンも行われる。皆さんにも宮野駅100周年という記念すべきキャンペーンを盛り上げていただきたい」と述べました。
会場には、宮野地域の方々を始め、およそ300人の方々が訪れ、SLカーと一緒に写真を撮ったり、県立大学生による着物喫茶や、もちまきを楽しんだりしていました。また、11時7分発の列車に合わせ、4人の子どもが駅長として、出発の合図を送りました。
100周年実行委員会の森近愼治さんは、「100年という歴史を地域の方々に感じてもらうと同時に、愛される存在になってほしい」と話されました。
宮野駅では、7月9日まで、宮野駅に関する写真や資料の展示のほか、宮野幼稚園の園児が作った七夕飾りなどを展示しています。
こども駅長が列車の進入を心待ちにしている様子
記念式典でお祝いの言葉を述べる市長
七夕飾りなどで色鮮やかなJR宮野駅
宮野地域交流センター Tel083-928-0250