平成27年11月23日、レノファ山口FCが、J3優勝とJ2昇格を決めました。
1点目を決めガッツポーズをする岸田選手
試合に沸くレノファサポーター
優勝が決まり、喜びの表情のレノファ選手
優勝を喜ぶレノファサポーター
J3最終戦。レノファは敵地鳥取でガイナーレ鳥取と戦いました。敵地とはいえ、山口サポーターが見守る中、勝てばJ2昇格が決まる戦いです。序盤から堅さが目立つレノファは前半2分、鳥取からゴールを奪われました。しかし後半29分、鳥取の選手が岸田選手を倒して退場し、ここから流れがレノファに傾きます。
後半17分にはエース岸田選手がヘディングでゴールを決めました。ところが、浮き足立つレノファに一人少ない鳥取は、守備と攻めのメリハリあるサッカーでレノファに1点返し、再度優位に立たれてしまいました。
しかし、レノファは意地を見せます。防戦一方の鳥取に怒濤の攻めを続けます。延長6分、小池選手から出たパスに平林選手が右足で合わせ同点。同時に試合終了の笛が鳴りました。同時刻で始まった2位FC町田ゼルビアは、3位AC長野パルセイロと1対1で引き分け、勝ち点差で並んだレノファは得失点差でJ3優勝。その瞬間にレノファのJ2昇格が決定しました。
試合後監督は「最後まであきらめなかった選手。そして遠くまで駆けつけたサポーターのおかげ」とコメントしました。また、岸田選手は「優勝できたのはサポーターのおかげ。J2に上がっても攻撃サッカーをしたい」とコメントしました。