平成27年4月6日、リサイクルプラザ(大内)駐車場内に建設を進めていた小型風力発電設備が完成し、式典を開催しました。
式典で市長は「次代を担う子どもたちが、実際に見て、感じて、楽しく学習できる環境教育の場としたい。身近な生活環境から地球環境まで、自ら考えて、行動できる人材づくりを進めていく」と述べました。
小型風力発電設備は、高さが地上約14.4メートル(キリン3頭分)、羽の直径が約4.2メートルで、1年間に約3,300kwh(約1世帯分)を発電することができ、その電気は不燃物中間処理センターで使用します。また、当日は発電した電気を使って温かい飲み物を提供する「風カフェ」を試行的に開設し、参加者に体験いただきました。
当該施設の周辺では、清掃工場の廃棄物発電や余熱利用、不燃物中間処理センターの太陽光発電も行っていることから、今回の風力発電を加え「山口市再生可能エネルギー学習エリア」として小学生等の環境学習に活用するとともに、将来的には、国が進める「次世代エネルギーパーク」の認定を目指すこととしています。
市では今後も、再生可能エネルギーの普及やごみの減量に努め、地球温暖化防止や省エネなど環境負荷の少ないまちづくりを進めていきます。
小型風力発電設備
小型風力発電設備周辺の様子
テープカットをする市長ら
発電モニター等の様子
「風カフェ」の試行
環境政策課 Tel083-941-2181