平成27年3月22日、湯田温泉の賑わいの創出や回遊の促進の拠点であり、景観形成の起点となる施設として工事を進めていた、湯田温泉観光回遊拠点施設“狐の足あと”が完成し、式典を開催しました。
式典で市長は「周辺の文化資源や歴史資源を活かしながら、地域の関係団体とも連携して湯田温泉全体の誘客につなげ、地域経済の発展に貢献する施設としたい。市民や観光客の皆様に末永く愛される施設となるよう取り組んでいく」と述べました。
また、愛称“狐の足あと“を命名された烏田枝里子さんは「白狐が見つけた湯田温泉で街歩きを楽しんでいただき、たくさんの人に親しんでもらえる施設になってほしい」と述べられました。
狐の足あとは、鉄骨造り2階建て(一部1階建て)、延べ床面積は約471平方メートルで、外観は山口の山並みをイメージしたデザインとなっており、秋穂石や山口県産ヒノキ材などを使用しています。施設内には、湯田温泉ならではの「食」や「お土産」等の情報を提供するインフォメーションコーナーやカフェのほか、言音の湯、四季の湯、窓辺の湯の3つの足湯(有料)、多用途スペース、展示スペースを備えており、全国で人気上昇中の県内18蔵元の地酒をはじめ、地ビール、外郎、山口産野菜のジュースなど、やまぐち自慢の味にふれていただくとともに、中原中也や明治維新、市内の特産品などと連携した企画についても随時開催していきます。
市では今後も、湯田温泉をはじめとした市内の観光資源等の情報を積極的に発信し、観光交流人口の増加による地域経済の活性化を進めていきます。
テープカットをする市長ら
”狐の足あと”を命名された烏田さん(左)と市長
来場者を迎える市長
言音の湯
四季の湯
窓辺の湯から中庭を望む
問い合わせ先 | 観光交流課 電話番号 083-934-2810 |
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