平成28年2月8日、本市を拠点に活躍するアーティストの育成を目的とした「第8回やまぐち新進アーティスト大賞」に、美術作家の山口功(やまぐちいさお)さんが選ばれ、賞の贈呈を行いました。
山口さんは「殻で自らを守りながら、それでも外部と繋がること」をコンセプトに、現代人が自分を守りたい欲求を持ちながら、一方では、人とつながっていたい欲求を持っている様子を表現した作品などを発表されています。
受賞された山口さんは「今後も妥協することなく淡々と作品を作っていきたい。また、ワークショップや講演会など色んなジャンルで山口の文化・芸術振興に貢献したい」と今後の抱負を述べられました。
市長は「過去の受賞者も国内外で活躍の場を広げている。山口さんの活動を通じて、山口市は芸術のまちであるということを広めていってほしい」と述べ、審査委員長の足立明男氏は「人間の生き様を一つ提案された。最近の現象をよく表している。これからも山口が誇れる良い作家に成長していってほしい」と述べました。
市では、今後も創作活動を奨励し、発表機会の提供などによりアーティストの育成を図るとともに、地域や住民が地元のアーティストを支え応援できる仕組みづくりを目指していきます。
第8回やまぐち新進アーティスト大賞受賞者の
山口功さん
左から、足立明男審査委員長、大和保男運
営協議会会長、山口さん、市長
審査対象作品
文化交流課 Tel083-934-2717