平成29年1月15日に開催された「山口県声楽アンサンブルコンテスト」で、市立大殿中学校有志合唱団および県立山口中央高校合唱部が金賞を受賞し、福島県福島市で行われる全国大会への出場が決定したため、平成29年3月6日、市長を表敬訪問されました。
全国大会出場の報告を受け、市長は「福島市には、大震災後、復興支援のためにおよそ30人の職員を派遣しており、私も福島市の音楽堂ホールで中原中也の詩を読んだことがある。そのようなご縁のある会場で、ぜひ素晴らしい合唱をしてきてください。楽しみにしています」と激励の言葉を贈りました。
中学校部門で全国大会へ出場する大殿中学校は、合唱部が無く、メンバー全員が他の部活に入りながら、各々の部活終了後、有志が集まって練習し、見事全国大会への切符を手に入れました。代表の南部さん(2年生)は「全国大会出場を目指して毎日練習を積み重ねてきた。全国大会では、これまで支えてくださった周囲の方への感謝の気持ちを忘れずに、県の代表としてふさわしい合唱をみんなでホールいっぱいに響かせたい」と意気込みを述べられました。
また、高等学校部門の山口県代表として、3年連続の全国大会出場となる山口中央高等学校合唱部の部長、松永さん(2年生)は「これまでの練習の成果を存分に生かして、私たちらしい合唱ができるようにがんばりたい。昨年は福島市音楽堂ホールの雰囲気に圧倒されてしまったが、今年は昨年の経験者が多く残っているので、自分たちの力を出したい」と連続出場ならではの抱負を述べられました。
全国大会は、3月17日から20日まで、福島市音楽堂大ホールで行われます。
激励の言葉と賞賜金を贈る市長(左)と大殿中学校2年生の南部さん(右)
山口中央高等学校合唱部部長の松永さん(右)にも賞賜金とエールを送りました
表敬訪問に来られた皆さんの集合写真
文化交流課 Tel 083-934-2717