令和8年3月1日(日曜日)、山口市民会館で、令和7年度山口市美術展覧会の表彰式を行い、市長らが入賞者に賞状を手渡しました。14歳から93歳の幅広い年代の市民の皆さんから138点の応募をいただき、そのうち15点が入賞となりました。大賞には山本洋子さんの工芸作品「十二支(やっとそろいました)」が輝きました。
大賞受賞コメント(山本洋子さん)
退職後、絵画や木彫りなどさまざまなことにチャレンジする中で辿り着いたのが、現代の布にはない独特の質感を持つ古布を使ったちりめん細工でした。十二支それぞれの顔や着物の柄など細部まで思い描きながら作り上げていく時間がとても楽しく、出来上がった作品が可愛らしい表情で語りかけてくれるような感覚に、いつも癒されていました。十二支が全部揃ったことを機に初めて出品したところ、このような素晴らしい賞をいただくことができ、大変うれしく思います。
審査委員長の松田鶴信さん(書家・山口東京理科大学非常勤講師)は「審査員5人で一点一点丁寧に見せていただいた。楽しくて感動し、甲乙つけがたい素晴らしい作品が多く、審査員一同大変悩んだ。山口市美術展覧会の作品をぜひ多くの方に見ていただきたい。これからもぜひ作家活動を続けていただき、また来年お会いしたい」と総評されました。
市長は「今年で68回目を迎える本展覧会に、多くの出品をいただき感謝申し上げる。大賞の山本洋子さんの『十二支(やっとそろいました)』は、細部に至る表情まで丁寧に作り込まれており、十二支が全部揃って生き生きとした輝きを放っている素晴らしい作品だった。準大賞の原田吹江さんの『山母子の咲く野山』は押し花の作品で、自然の力強さを感じた。どの作品も、優れた技術だけでなく、皆さんの個性や創造性、オリジナリティが十分に発揮されており、創作活動を心から楽しまれている様子が伝わってきた。今後も『創造文化都市やまぐち』の実現に向け、本展覧会をはじめとした市民の皆様の文化活動を支えてまいりたい」と述べました。
本展覧会は令和8年3月8日(日曜日)まで、山口市民会館展示ホールと、小ホールで開催しています(午前10時〜午後5時、最終日は午後4時まで)。
入賞・入選作品の展示のほか、前年度大賞受賞者である小田伸次郎さんの作品も特別展示しています。ぜひお越しください。
大賞受賞作と山本さん(右)、市長(左)


展覧会会場の様子
文化交流課 Tel083-934-2717