平成28年12月3日、サンタクロース村のあるフィンランド共和国ロヴァニエミ市と本市の観光交流事業の一環で、湯田温泉観光回遊拠点施設「狐の足あと」にて、ロヴァニエミ市を紹介する展示会「サンタクロースのふるさとからのストーリー」の開催にあたって、オープニング式典が行われました。
ロヴァニエミ市のヘリ・ヴァリカンガス産業部長は「今、ロヴァニエミ市は一日中太陽が見えない“極夜”の時期。もうしばらくすると気温も-40℃以下に下がることもある。この展示をみて私たちの暮らしがどんなものか少しでもわかってくれたらうれしい。ロヴァニエミ市でも山口市を紹介する展示会をしている。これからも長いつきあいをしていきたい」と述べられました。
市長は「日本のクリスマス発祥の地である本市では、クリスマスにちなんださまざまな催しやイベントが市内各所で行われ、私自身もクリスマス市長として本市の魅力を発信している。両市の交流事業が、文化や芸術、商業など幅広い分野に拡がり、お互いの友好交流がさらに深まること願う」と述べました。
会場にはサンタクロース村在住のサンタさんも駆けつけ、子どもたちと一緒に会場内を見て歩きながら、ロヴァニエミ市の紹介をしていました。サンタさんは10日、11日にも「狐の足あと」を訪れる予定です。なお期間中、狐の足あとカフェではロヴァニエミ市があるラップランド地方のカフェメニューを楽しむことができます。