令和7年3月13日(木曜日)、山口高等学校1年の柴田 咲(しばた さき)さん、白石 葵(しらいし あおい)さんが平林副校長、木山教諭と共に「全国高校生体験活動顕彰制度『地域探究プログラム』」地域探究アワード全国ステージ(グループ部門)の文部科学大臣賞(全国1位)の受賞報告のため、市長を表敬訪問されました。
全国高校生体験活動顕彰制度「地域探究プログラム」とは、高校生の体験活動を通じた成長を目指し、改訂された学習指導要領のキーワードである「探究」の手法を用いて学習を深める制度です。「地域探究アワード」では、地域課題等に関する探究活動を行ってきた高校生が、自身の活動やその成果等についてプレゼンテーションを行い、優秀な発表に対して表彰を行います。
柴田さんと白石さんは、山口市がニューヨーク・タイムズ紙の「2024年に行くべき52カ所」に選ばれたことを契機に、「山口のインバウンドを増やすには?~山口の外国人観光客を増やし、観光客の満足度を上げるには?~」をテーマに、観光関係者や100人を超える外国人観光客にインタビューを行うなど、意欲的に探求活動を進め、言語面や交通面等の課題を分析するとともに、改善に向けた取り組みを考案し、関係者と共に実践しています。
柴田さんは「探究活動を進める中で、これまで漠然と感じていた山口の良さについて、自然の美しさや人の温かさなどといった評価されるポイントや理由を再認識できた」、白石さんは「観光関係者など多くの方々の協力があり、ここまで頑張ることができた。この探求活動を契機に、行政だけでなく、多くの方と山口を盛り上げていきたい」と活動に取り組んだ感想を述べました。
市長は「行動力が素晴らしい。いただいた提案を受け止め、山口の魅力をしっかりと伝えていけるよう観光施策を展開していきたい」と述べました。
報告の様子
記念撮影の様子(左から木山教諭、白石さん、市長、柴田さん、平林副校長)
観光交流課 Tel 083-934-2810