本市では、アーティストの育成を図るため、将来一層の活躍が期待され、市内を拠点として創作活動を行う創造性豊かなアーティストに対し「やまぐち新進アーティスト大賞」を贈呈し、受賞者の創作活動の奨励や発表機会の提供などを行っています。この度、第13回目となる同賞に吉田朱里さんを選出し、令和7年1月31日(金曜日)に、クリエイティブ・スペース赤れんがで贈呈式を行いました。
吉田朱里さんは防府市生まれで、大学を卒業後、美術家・デザイナーとして、創作活動をされています。
贈呈式で、市長は「この度の受賞をステップに、活躍の場を広げ、さらに大きく飛躍されることを期待している。創造性に富んだ優れた人材が、集まり、育つような創造文化都市を目指し、引き続き、吉田さんのような意欲あふれる地元のアーティストの皆様を応援していきたい」と激励しました。
また、審査委員長で山口県立大学名誉教授の水谷由美子さんは「多様な力作が集まり、難しい審査となった。今回出品された作品の魅力に加え、さまざまなアート活動に取り組まれており、今後も山口を代表する若手アーティストとして活躍が期待できる点も含め、吉田さんを大賞に決定した」と講評されました。
吉田さんは「試行錯誤して制作する中で、自分でも納得のいく作品ができたと感じている。今後もこの山口の地から、世界へ作品を発表できるアーティストとなれるよう、精一杯頑張っていきたい」と意気込みを語られました。
なお、2月9日(日曜日)まで、大賞をはじめとした最終選考作品の展覧会をクリエイティブ・スペース赤れんがで開催しています。
記念撮影の様子(左から水谷由美子審査委員長、山口市芸術家育成支援事業運営協議会の相原次男会長、吉田朱里さん、市長、山口市芸術家育成支援事業の大和保男顧問)
絵画「赤と青」を紹介する吉田さん
絵画「星降る夜」
彫刻「PO-PO-po」
文化交流課 Tel 083-934-2717