令和6年11月22日(金曜日)、市内の企業や団体などでつくる日本のクリスマスは山口から実行委員会が市役所を訪問され、市長に今年行われる事業について説明をされました。
室町時代、山口を中心に治めていた大内義隆が、フランシスコ・サビエルの布教の願いを受け入れ、1552年に山口で降誕祭が行われました。これが日本で初めてクリスマスが祝われた日といわれており、毎年、「12月、山口市はクリスマス市になる。」を合言葉に、市内各所でクリスマスにちなんださまざまなイベントが開催されています。
岡部達矢実行委員長は「山口市のクリスマスの歴史や大切な人との「きずな」をテーマにした音楽の祭典「クリスマス市セレモニー」を、12月1日(日曜日)に山口市民会館で開催し、クリスマス市の初日を盛大に祝う予定である。そのほか、市内で行われる多くのイベントを通して、クリスマス市を盛り上げていきたい」と述べられ、クリスマス市長の名刺と公式グッズのピンバッジを市長に手渡されました。
受け取った市長は「クリスマス市としての取り組みが、本市の冬の風物詩として、市民に定着してきていると感じる。クリスマス市長の名刺を活用しながら、今後は市外や海外の方にも、クリスマス市の魅力をPRしていきたい」と意気込みを語りました。
12月1日(日曜日)には、「クリスマス市セレモニー」に加え、中心商店街で行われるクリスマスにちなんだイベントや、亀山公園(県立美術館横)を会場として、「日本のクリスマスは山口から点灯式」が開催されます。
また、クリスマス市となる12月の期間中には、市内の飲食店20店舗でクリスマス限定メニューを提供する「恋するピンチョス2024」が開催されるほか、イルミネーションの設置やイベントの開催など、市内各地でクリスマス市ならではの催しが多数予定されています。
※ピンチョスとは、サビエルが生まれたスペインのバスク地方が発祥とされる軽食のこと。
岡部実行委員長(左)からクリスマス市長の名刺を受け取る市長(右)
※写真は名刺を拡大したもの
「恋するピンチョス2024」の参加店舗で目印として掲げられるフラッグ
公式グッズである2種類のピンバッジ。クリスマスや大内氏とサビエルの絆などを意味するX(エックス、クロス)を表現しながら、中心には大内氏の家紋である「大内菱」が浮かび上がるデザインとなっている。
「クリスマス市 山口」ウェブサイト<外部リンク>
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