山口市徳地診療所の所長を務める中嶋裕医師が、「第11回やぶ医者大賞」を受賞され、令和6年11月16日(土曜日)に兵庫県養父(やぶ)市で表彰式が行われました。
やぶ医者大賞とは、へき地の病院や診療所に5年以上勤務する50歳以下の医師を対象に、地域医療に貢献している医師を顕彰するもので、養父市が主催しています。賞の名称は、「やぶ医者」の語源が「養父(やぶ)に住む名医」であることにちなんでおり、若手医師の育成、医療過疎地域の医師確保および地域医療の発展に寄与することを目的に創設されました。
受賞された中嶋医師は、徳地診療所の所長として地域に寄り添った献身的な診療を行っておられ、無医地区である徳地三谷地区では、通信機器や医療機器を搭載した車両「医療MaaS」によるオンライン診療システムを導入した診療に取り組まれています。
また、「答えはご本人の中にある、医師はサポーター!」をモットーに、人口が減少する地域でも、地域の人が自宅や地域での生活を安心して過ごせるよう、医師だけでなく多職種が連携して地域を見守ることができる医療人の育成に努めておられるなど、情熱を持って活動されていることが評価され、この度、受賞に至りました。
市長に受賞を報告する様子(左が中嶋医師)
健康増進課 Tel 083-921-2666