令和6年11月13日(水曜日)に、独立行政法人国際協力機構(JICA)の海外協力隊員が、派遣国への出発に先立ち、市長を表敬訪問されました。
独立行政法人国際協力機構(JICA)では、開発途上国に対し、経済・社会の発展や復興への寄与などを目的に、現地で技術・知識・経験を生かして活躍される方を海外協力隊員として派遣しています。
この度、本市在住の中原通子さん、上野晋平さん、柴崎郁美さん※の3人が、エチオピア、セルビア、ブラジルに、それぞれ2年間派遣されることとなりました。
※崎の字は、「山」偏に「竒」。
市長は「皆様のこれまでの経験を生かし、健康に気をつけながら、活躍していただきたい。また、戻られた際は、活動についてのご報告を楽しみにしています」と激励しました。
エチオピアで「小学校教育」の職種で活動される中原さんは「派遣されるエチオピアでは、近年、音楽や図工などの情操教育に力を入れていると聞いているので、日本の情操教育の良いところを伝えていきたい」、セルビアで「障害児・者支援」の職種で活動される上野さんは「現地の特別支援学校で勤務することが決まっており、自閉症に対する教育方法や知識などが課題と聞いている。派遣を通して、日本で培ったものを伝えていきたい」とそれぞれ意気込みを語られました。
また、ブラジルで「作業療法士」の職種で活躍される柴崎さんは「子どもの同伴者としてJICAの活動で海外に派遣された方の体験談を聞いたことで、チャレンジしたいという気持ちが湧いた。これまでの人生でいろいろな方に助けてもらったと感じており、現地での活動を通し、その恩を社会に還元したい」と思いを語られました。
記念撮影の様子(左から、柴崎さん、上野さん、市長、中原さん)
出席者が意気込みを語る様子
国際交流課 Tel 083-934-2725