ジャン・エリック・パケ駐日欧州連合特命全権大使(EU大使) が、令和6年10月24日(木曜日)に市長を表敬訪問されました。
市長は「再生可能エネルギーへの取り組みについては、欧州連合加盟国が世界をけん引されている。本市においても、2050年ゼロカーボンシティの実現を目指して、市民・事業者・市が一体となって地域脱炭素の取り組みを進めている。また、アメリカのニューヨーク・タイムズ紙が今年1月に発表をした「2024年に行くべき52カ所」の3番目に本市が選出され、さらに、来月の11月には、世界の優れた観光都市に与えられる「スイス観光賞」を受賞する予定になっている。来年には関西万博も開催されることから、今後、欧州をはじめ、世界各地から多くの方が本市を訪れられることを期待し、現在は、本市にお越しになる皆さんをしっかりとおもてなしができるよう準備を進めている」と述べました。
大使は「山口市は歴史的にも産業に貢献されていて、今世紀になっても非常に栄えている場所というのもあり、県、市、経済界、文化関係者、市民の皆さんと意見交換することを目的として、今回訪問させていただいた。そのうえで、皆さんとヨーロッパを結ぶかけ橋になることが、私たち駐日欧州連合代表部の役割であると考えている。さまざまな措置、手段を通して、交流を促進していきたい」と述べられました。
その後、「ニューヨーク・タイムズ紙の選出における影響について」「カーボンニュートラルの実現に向けての本市とヨーロッパでの取り組みについて」「半導体産業の発展に向けて」等について、意見交換されました。
記念撮影の様子
対談の様子(左:ジャン・エリック・パケ大使、右:市長)
記念品を贈呈する様子
国際交流課 Tel 083-934-2725