パリ2024 パラリンピック競技大会において、柔道女子57 kg級金メダルを獲得された、本市出身の廣瀬順子選手へ、令和6年10月12日(土曜日)に、山口市民栄誉賞を贈呈するとともに、山口市ふるさと大使の委嘱状を交付しました。
廣瀬選手は、1990年生まれ、小郡地域の出身で、小学生の時に小郡柔道スポーツ少年団に加入して競技に打ち込み、現在の柔道人生の礎を築かれました。そして小郡中学校、西京高校で、柔道に磨きをかけられ、インターハイにも出場されています。その後、京都市の花園大学を経て、現在はSMBC日興証券に所属されています。
市長は「パリパラリンピックという大舞台で、日本代表として活動する廣瀬選手の勇姿は、山口市民はもちろん、日本全体に大きな希望と勇気を与えていただいた。廣瀬選手はこれまでの厳しい練習の成果を存分に発揮され、見事パラリンピックの女子柔道で、日本人初となる金メダルを獲得されたことは、我々山口市民の誇りであり、この場所(小郡中学校武道場)で日々練習を重ねている後輩の皆さんにとっても、大きな励みになる。これからも私たちは、ふるさと山口から廣瀬選手をしっかり応援してまいりたい」と述べました。
廣瀬選手は「ずっと生まれ育ってきた大好きな山口市からすてきな賞をいただき、また、山口市ふるさと大使に選んでくださり、本当にありがたく感じる。パリのパラリンピックでは勝てるかどうか不安な中での試合だったが、ピンチのとき、いつも応援してくださる皆さんのことを思い出して、なんとか切り抜け、金メダルにつなげることができた」と述べられました。
また、10月12日は廣瀬選手の誕生日でもあり、廣瀬選手の後輩にあたる、小郡柔道スポーツ少年団のみなさんから誕生日ケーキが贈られ、会場は笑顔に包まれました。
「山口市民栄誉賞」とは
スポーツ、文化その他の分野で活躍し、本市の誇りとして広く市民から敬愛され、社会に明るい希望と活力を与えた者および団体に対して、その栄誉をたたえるもの。
「山口市ふるさと大使」とは
各分野で活躍されている、本市出身者または本市にゆかりのある方を大使に委嘱し、日常の活動の中での機会をとらえた本市のPRなど、本市のシティセールスの推進に協力していただく制度。
記念撮影の様子
山口市民栄誉賞の贈呈
ふるさと大使に委嘱した様子
小郡柔道スポーツ少年団のみなさんから贈られたケーキを持つ廣瀬選手
(1)市民栄誉賞に関すること 総務課 Tel 083-934-2908
(2)ふるさと大使に関すること 企画経営課 Tel 083-934-2746