新谷酒造株式会社の日本酒「わかむすめ燕子花(かきつばた)」が海外の日本酒品評会において各賞を受賞されたことに伴い、令和6年9月26日(木曜日)、新谷酒造株式会社の新谷義直代表取締役、杜氏の新谷文子さんが市役所を訪問されました。
新谷義直代表取締役は「この度は、地元産の山田錦で醸した日本酒がイギリスとフランスにおいて、2つの賞を同時に受賞することができた」と喜びを語られ、杜氏の新谷文子さんは「さまざまな食材との組み合わせを楽しめる日本酒の魅力が海外でも認知されてきている。韓国を中心に輸出にも取り組んでいる」とこれまでの取り組みの成果を語られました。
これを受け、市長は「ワインの本場においても、山口の日本酒が高く評価されていることを誇りに思う。酒米作りのための休耕田の利用など、地域の活性化とともに今後さらに発展していくことを期待する」と述べました。
「わかむすめ燕子花」は、イギリスで行われた『IWC(インターナショナルワインチャレンジ)2024「SAKE部門」』の「純米大吟醸酒部門」でリージョナルトロフィー賞を、フランスで行われた『KuraMaster 日本酒審査会2024』の「純米大吟醸酒部門」でプラチナ賞を受賞されました。
【IWC(インターナショナルワインチャレンジ)とは】
毎年ロンドンで行われる「世界でもっとも大きな影響力を持つ」と言われる世界最大規模のワイン品評会。SAKE部門では「純米大吟醸酒」「純米吟醸酒」など9カテゴリーに分けられ、それぞれの部門でブラインドテイスティング(銘柄など、お酒の情報を隠した状態で行うテイスティング)による審査が行われる。
【KuraMaster 日本酒審査会とは】
2017年から毎年フランスで開催されているフランス人のための日本酒コンクール。審査は、フランス人を中心としたヨーロッパの方で、ソムリエ、ホテル・レストラン関係者などのプロフェッショナルが中心となって行われる。
受賞の報告をする杜氏の新谷文子(左)さん、新谷義直代表取締役(中央)と市長(右)
記念撮影の様子
ふるさと産業振興課 Tel 083-934-2952