本年6月に本市が申請した「とくぢ佐波川かわまちづくり計画」が8月8日に国土交通省の「かわまちづくり支援制度」に登録されたことに伴い、市役所で伝達式が行われました。
「かわまちづくり」とは、河川空間とまち空間が融合した、良好な空間を形成し、地域の賑わい創出を目指す取り組みのことをいいます。
伝達式で国土交通省中国地方整備局河川部の本田部長は「計画の実施主体である山口市と地域住民の方々による熱意と実施体制の熟度が評価され、登録に至った。国土交通省では、佐波川や島地川周辺の整備を行い、賑わいと交流を生み出す地域拠点づくりとして、親水護岸など、来年度からの新規事業化に向けて準備を進めていきたい」と述べられました。
市長は「計画の推進に当たりましては、佐波川周辺の自然環境と地域に貢献しておられる団体を中心に徳地地域が一体となって取り組むこととしている。この度の登録に掲げる取り組みをしっかりと進めることで市内外からの訪問者を増加させ、賑わいを生むことで徳地地域の発展を実現していきたい」と述べました。
今後、徳地地域の出雲合橋右岸と島地川合流点の2カ所について、河川敷に人が近づきやすく、利活用しやすい空間にするため、国土交通省においては親水護岸や河川敷、河川敷への進入路の整備等に向けて、本市においては駐車場整備等に向けて取り組みを進めてまいります。
かわまちづくり計画登録証を伝達する様子(左から国土交通省中国地方整備局河川部の本田部長、市長)
記念撮影の様子(左から国土交通省中国地方整備局河川部の本田部長、市長、国土交通省中国地方整備局山口河川国道事務所の田村所長 )
徳地総合支所土木課 Tel 0835-52-1112