令和6年5月3日(金曜日)、不具合により運転を取りやめていたSLやまぐち号の2年ぶりの運転再開を記念して、山口県、島根県、本市、津和野町、JR西日本等で構成する山口線SL運行対策協議会の主催のもと、新山口駅ホームにおいて「SLやまぐち号運転再開記念出発式」が行われました。
出発式に出席した市長は「これまでSLやまぐち号を支えてこられたJR西日本を始めとした関係者や鉄道ファン、沿線住民の方々に感謝を申し上げる。SLやまぐち号が走る新山口駅から津和野駅までの約63kmの間にある、美肌の湯と名高い湯田温泉や、国宝瑠璃光寺五重塔などの大内文化の史跡群、名勝長門峡などといった、本市の素晴らしい観光資源や歴史・文化に触れていただきたい。また、沿線では住民の皆さんが温かいお手振りでお迎えされる。そういった温かいおもてなしを味わっていただきながら山口線を楽しんでいただきたい」とあいさつをしました。
2年間の時を経て、新山口駅に戻ってきたSLやまぐち号(D51 200号機)がホームに入ってくると、運行再開を待ち望んでいた鉄道ファンから「おかえり!」の歓声が響きました。
また、地元特産品「徳佐りんご」を使用した限定スイーツの販売や、大内のお殿様、お姫様をイメージした衣装に身をまとった山口市観光アンバサダーによるおもてなしなどが行われ、会場は大いに賑わいました。
本年のSLやまぐち号は、6月を除く11月までの土曜日、日曜日、祝日に運行される予定です。
詳細については、運行予定表<外部リンク>(https://www.c571.jp/schedule/calendar.html)をご確認ください。
挨拶をする市長
SLやまぐち号出発合図を送る村岡県知事(左)、JR西日本の藏原中国統括本部長(中)、市長(右)
観光交流課 Tel 083-934-2180