山口市立串小学校で、令和6年3月23日(土曜日)に閉校式を行いました。
串小学校は、明治7年5月に開校して以来、大正、昭和、平成、そして令和と長い歴史を歩んできましたが、少子高齢化などによる児童数の減少により、令和6年3月31日をもって閉校となります。
閉校式で市長は「長きにわたり、心温かい地域の皆様と共に、学校教育の振興、発展を図るだけではなく、運動会や敬老会といった行事にはあらゆる世代の皆様が集う地域の交流拠点の一つとして、大きな役割を果たしてきました。これも地域の皆様や関係者の方々のご尽力のたまものであり、あらためて深い敬意と感謝の意を表する次第です」と述べました。
また、西冨校長からは「子どもたちは、『ゆたかな串を育てる会』をはじめとした地域の方々に支えられながら成長してきました。これまで串小学校を支えてくださった皆様のご厚情にお礼を申し上げます」と感謝の気持ちを伝えました。
教育長式辞や市長告辞、来賓挨拶、児童2人による校旗返納の後、校歌の歌い納めが行われ、串小学校は149年の歴史に幕を下ろしました。
市長による告辞の様子
児童から市長に校旗が返納される様子
閉校式後に行われた地域行事で、今年度卒業生が地域の方々と一緒に徳地地区に伝わる昔話「鯖の縁起」の演劇を披露する様子
教育総務課 Tel 083-934-2859