令和6年3月18日(月曜日)、本市は、NTTアノードエナジー株式会社、山口ケーブルビジョン株式会社、株式会社山口銀行、萩山口信用金庫、山口商工会議所とともに地域新電力会社「山口グリーンエネルギー株式会社」の設立に係る合弁契約書を締結しました。
本市は、2050年ゼロカーボンシティの実現を目指す中で、市民の皆さんをはじめ、事業者や民間団体と連携し、地域脱炭素を通じた便利で安全安心な活力ある地域社会の形成に向けて、地域経済の活性化、市民の暮らしの質の向上、安全安心な地域づくり等の取り組みを進めています。
この山口グリーンエネルギー株式会社は、令和4年11月に国から選定された脱炭素先行地域(中心市街地エリア等)の取り組みの一環として、市と民間事業者による共同出資により本年4月に設立するものです。
締結式で市長は「山口グリーンエネルギー株式会社には、本市の清掃工場で生み出される廃棄物発電をはじめとした地産の再生可能エネルギーを市域内に安定的に供給し、有効に活用することで、先行地域となっている中心市街地の活性化はもとより、まちづくりの方向性である『ずっと元気な山口』の実現にも貢献する企業として成長していくことを大いに期待している。本市もしっかりと連携をし、地域脱炭素の取り組み等を推進したい」と述べました。
今後、小売電気事業者登録等の所要の手続きを経て、令和7年1月頃から市役所本庁舎等の公共施設への電力供給を開始する予定です。また、既存の清掃工場における廃棄物発電に加えて、公有地等への太陽光発電設備の導入の取り組みを進め、令和9年度以降には脱炭素先行地域内の民間施設等への電力供給を開始するなど、段階的に事業を展開していきます。
記念撮影の様子
左から山口商工会議所の河野会頭、株式会社山口銀行の曽我取締役頭取、NTTアノードエナジー株式会社の岸本代表取締役社長、市長、山口ケーブルビジョン株式会社の齋藤代表取締役社長、萩山口信用金庫の椙山理事長
環境政策課 Tel 083-941-2180