令和6年2月10日(土曜日)、旧中川家住宅(愛称:阿知須「いぐらの館」)の来館者数が15万人を達成し、記念セレモニーが開催されました。
阿知須「いぐらの館」は、阿知須地域のいぐら造(瓦葺きの屋根、漆喰で塗り固めた大壁で防火機能に優れた建物)の古民家で、平成20年4月から一般公開しています。2月8日(木曜日)~12日(月曜日・休)の間、阿知須「いぐらの館」周辺の店舗や民家等で「阿知須のひなもん」や小物等のアート作品を展示する「阿知須のひなもんまつり」が開催されており、記念セレモニー当日は多くの人でにぎわいました。
15万人目は、市内在住の小林白尚(こばやしさだか)さん(2歳)で、来場者から拍手で迎えられたあと、末永館長から、認定証や花束、記念品が贈られました。白尚さんと共に訪れた母親の倫子さんは「阿知須のひなもんまつりがきっかけで来館した。伝統的な文化で地域がにぎわっている雰囲気がいいと感じた」と話されました。
末永館長は「今後も地域や利用者の皆さんに協力いただきながら、施設や阿知須地域の魅力を発信していきたい」とあいさつしました。
記念撮影の様子(左から小林白尚さん、兄の慈周(めぐみ)さん、倫子さん)
「阿知須のひなもん」が展示された館内の様子
文化財保護課 Tel083-920-4111