令和5年12月15日(金曜日)、2024年第8回スペシャルオリンピックス日本冬季ナショナルゲームの出場選手(山口市在住)が、山口県選手団の松村久団長、原田敏夫コーチらとともに市役所を訪れ、市長に大会成績の報告等をされました。
スペシャルオリンピックスとは、知的障がいのある人たちにさまざまなスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を、年間を通じて提供している国際的なスポーツ組織です。ナショナルゲームは、オリンピックと同様に4年ごとに夏季・冬季に開催され、本大会は、2025年開催予定のスペシャルオリンピックス冬季世界大会への日本選手団の選考も兼ねています。
11月18日(土曜日)から19日(日曜日)に長野県長野市で開催されたフロアホッケー 個人スキルコンテスト※1に出場された原田祥吾選手と石村和也選手は金メダル、広本俊之選手は銀メダル、齊藤健一選手は銅メダル、金沢祐作選手は4位入賞と大いに活躍されました。大会期間中のモチベーション維持など、コーチとアスリートが一体となって取り組まれ、素晴らしい成績を収められました。
また、令和6年2月11日(日曜日)から12日(月曜日・祝日)に北海道名寄市で開催されるスノーシューイング※2に出場予定の辻村賢之介選手は、出場の意気込みと日頃のトレーニング方法などを報告されました。
訪問いただいた選手や関係者に対し、市長は「皆さん優秀な成績を収められた。スペシャルオリンピックスを多くの人に知っていただいて、次世代を担う選手・指導者の育成や、競技の裾野を広げていくことも大切。市も協力させていただく」と述べました。
※1 体育館の中で行うホッケーで、ドーナツ型の「パック」を棒状の「スティック」で操作して、相手ゴールへ入れて得点を競うゲームです。個人スキルコンテストでは、シュートを決める力やパスの正確性などを競います。
※2 「スノーシュー」という競技用の西洋カンジキを付けて、雪の上を走る競技です。
歓談の様子
記念撮影の様子(左から齊藤選手、原田選手、石村選手、市長、広本選手、金沢選手、辻村選手)
障がい福祉課 Tel 083-934-2794