人命救助を行った方々へ感謝状を贈呈しました

　令和5年12月14日（木曜日）、山口市消防本部は、火災事案において、人命救助と消火活動を行った3人に対し、感謝状を贈呈しました。

　感謝状を贈呈されたのは、有限会社勇工業社員の斉藤克美さん、下村敏和さん、船戸信行さんの3人です。（船戸さんは贈呈式欠席のため、有限会社勇工業代表の山根勇二さんが代理出席されました。）

　表彰された3人は、令和5年11月25日（土曜日）午前8時30分頃、三和町において家屋の解体工事の作業中に隣接する建物から白煙が出ているのを発見したため、逃げ遅れた人がいないか建物内を確認し、意識のない高齢男性を発見しました。煙の立ち込める室内から迅速に屋外へ救出するとともに、119番通報と消火活動を行い、初期消火に成功しました。
　この男性は救急隊により病院へ搬送され、現在は病院にて療養されております。

　感謝状贈呈にあたって、酒井消防長は「このたびの事案においては、建物から白煙が発生している中での救出活動、迅速な119番通報、初期消火など皆さんの懸命な活動により被害を最小限に食い止めることができた。一刻を争う状況の中、皆さんの勇気ある行動が無ければ、さらに危険な状況に陥っていた可能性が高く、深く感謝する」と感謝の意を述べました。

　斉藤さんは当時の状況を振り返り、「夢中だった。身体が勝手に動いた。搬送された男性も回復傾向にあり、本当に良かったと思う」と述べられました。代表の山根さんは「社員を誇りに思う。今後、もし同じようなことが起こったら、率先して行動できるように日頃から心掛けたい」と述べられました。

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記念撮影の様子
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感謝状を贈呈する様子（左から山根さん、酒井消防長）​

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消防本部 消防総務課 Tel083-932-2600